カラコンの保管方法について教えてください。
カラコンは正しい方法で保管しないと、おしゃれを楽しむどころか、炎症や視力障害などを引き起こすリスクがある危険な存在です。
そこでここでは、毎日楽しくおしゃれを楽しむために知っておくべきカラコンの正しい保管方法を紹介します。
まず、カラコンを正しく保管するためには、手入れに必要な道具をそろえる必要があります。
具体的には、洗浄液・保存液・タンパク質除去剤・保存用レンズケースの4つです。
なお、洗浄液・保存液・タンパク質除去剤という3つの役割を兼ねてくれる商品もあります。
必要な道具を買いそろえられたら、カラコンを外す前にまず石鹸で手を洗い、清潔な状態にしましょう。
汚れた手で触れると、目に雑菌が入ったり、カラコンを傷つけてしまう可能性があります。
手をきれいに洗ったら専用の洗浄液で汚れをしっかり洗います。
手のひらにカラコンを置き洗浄液を数滴たらしたら、指の腹で20秒から30秒こすり洗いしましょう。
この際、水道水を使うのは絶対にダメな行為です。
水道水を使うと浸透圧の影響でカラコンが変形してしまうリスクがあります。
変形したカラコンはつけるのは、目にフィットしにくいのはもちろん、傷やごみが入りやすくなり非常に危険です。
また、水道水自体にも菌が含まれているので、絶対にカラコンを水道水を使って洗ってはいけません。
洗浄液を使って両面を洗い終えたら、最後のすすぎに使うのも洗浄液です。
つい間違えて水道水を使ってしまったら、そのカラコンは目の健康のためにも処分してしまいましょう。
洗浄液でしっかりとすすぎ終えたら、清潔なレンズケースに保存液とタンパク質除去剤を入れて消毒をします。
そのまま4時間以上つけおきすれば、消毒完了です。
すぐ使わない場合1週間程度であればそのまま保存液とタンパク質除去剤に浸かった状態で保存して問題ありません。
ただ、最低1週間に一度は保存液の交換が必要です。
保存中に雑菌の繁殖を引き起こさないためにも、1週間に一度を目安に保存液を交換するようにしてください。